コインランドリークリームソーダ

雪国の新潟に南国気分が感じられる場所を「行くだけで気分が明るくなる世界一可愛いコインランドリー」

東京から新幹線で約1時間半、冬はあたり一面雪景色になる新潟県南魚沼市で、山岸さんはご主人と一緒に2020年12月、「コインランドリークリームソーダ」をオープンさせました。

県内最大級の洗濯乾燥機を導入し、これからの需要を見据えたペット用品専用ルームもつくったクリームソーダさん。

山岸さんがお店のコンセプト設計からデザインを担当し、作るのであれば「訪れるだけで気分が明るくなる世界一可愛いコインランドリーを作りたい!」と想いを込めたのが「コインランドリークリームソーダ」です。

今回は、山岸さんにお店に込めた想いや今後の展望などをじっくりとお伺いしていきます。

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どんよりとした天気を払拭する、飛び抜けてオシャレなコインランドリーを作りたい

様々なビジネスアイディアやマーケットがある中で、コインランドリービジネスに参入した理由を教えていただけますか？

私たち家族はそれぞれが会社や土地を所有しており、色々なビジネスを展開しています。

そのような環境で、義理の父はテレビ番組の特集や既に経営している知人から話を聞き、コインランドリービジネスへの熱い情熱を抱いていました。

義理の父の方から「しっかりしたビジネスモデルがあるので、是非やってみたい。協力して欲しい。」という打診を受けたのがきっかけです。

実際にコインランドリービジネスを始めることになれば、掃除や金銭管理などの実務は全て私が担当することになります。そこで、外装から内装まで全て任せてもらえることになりました。


最初は、流行りのカフェ風コインランドリーなどを設計の方と検討していたのですが、私の中で、コインランドリーは雨や雪でお天気が良くない日に行くイメージがありました。

でもせっかく作るのなら、どんより曇った気分を払拭して、飛び抜けたお洒落な空間で気分が上がるような「世界一可愛いコインランドリー」にしたいと思ったんです。

そこで、明るくお洒落な南フランスやイタリアなどの南ヨーロッパをイメージした「コインランドリークリームソーダ」が誕生しました。

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「世界一可愛い」外観や内装だけでなく、クリームソーダさんは「新潟県初」の「ペット用品専用ルーム完備」ということで注目を集めていますね。
このコロナ禍で、日本のペット関連事業の需要は３%増加したというデータもありますが、お客さんの反応はいかがですか？

この新潟の地で「ペット専用ルーム」の需要がどの程度あるか最初は不安でしたが、現在はペットを飼っている多くの方から感謝の言葉を頂いています。

開店当初は、若い世代の利用が多いだろうと予測していましたが、実際には50〜60代の女性が中心となっています。

そのなかでも、週3回通われている50代の女性は、自分の下着とワンちゃんのシーツなどはできるだけ別に洗いたいとのことでした。



さらに「この冬をワンちゃんと一緒に越せたのが本当に嬉しいんです。最後は静かに看取りたいと思っています」とも仰っていました。

もしかしたら、ワンちゃんがかなり弱っていて看病を続けるなかで、お漏らしによるカーペットなどの洗濯物が増えて、頻繁に通って下さっているのかもしれません。

また、今年の新潟は記録的な豪雪に見舞われました。この女性もそうですが、大雪などの影響で今まで外で飼っていたワンちゃんを家の中で飼うようになり、ペット専用の洗濯機需要が高まった可能性もあります。

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アナログ、デジタル、活用できるものはすべて活用して、コインランドリーの魅力を伝える情報配信は欠かさない

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ビジネスを進める上で一番難しいのは集客の部分かと思います。
お客さんに「コインランドリークリームソーダ」を知ってもらうために、意識していることなどがあれば教えていただけますか？

土地柄ご高齢の方が多いので、新聞折込の集合チラシを月1回掲載しています。さらにオープンの1週間前には、地域限定で郵便配達してくれるエリアメールも利用しました。

もちろん、Googleによるビジネスツールは全て活用していますし、私個人のInstagramやFacebook、LINEなどで随時情報を発信しています。


多くのお客様から「いいね！」や「行ってきましたよ」という温かいコメントを頂き、大きな励みになっています。

そうは言ってもまだオープンから3ヶ月。「コインランドリークリームソーダ」を知らない方や利用したことのない方にも、足を運んで体験して頂けるキャンペーンなどを模索している最中です。

私もコインランドリービジネスを始めるまで、コインランドリーを全く利用したことがありませんでした。とにかく体験して頂ければ、その素晴らしさがご理解頂けるのかなと思います。

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コインランドリーだけでなく様々なビジネスをされており、非常に多忙な毎日かと思います。こちらのコインランドリーのオペレーションについて、教えていただけますでしょうか？

基本的にお店は無人で、2日に一度、車で25分かかる自宅からお掃除と集金に通っています。

どれほど可愛い建物でも劣化は避けられません。コインランドリービジネスを始める前に何件も見学をしましたが、建物自体が古くても綺麗にしているお店は非常に気持ちが良かったです。

とにかく、このご時世ですので、お掃除と消毒は隅々まで徹底して行なっています。

開店当初、最も懸念していたのは「洗濯機や乾燥機の利用方法が分からない」などの機械トラブルで、電話対応に時間が取られるのではないかということでした。

特に、近くには世界60ヶ国の留学生が通う「新潟国際大学」があります。

英語での電話対応は難しいので、店内の説明は全て日本語と英語の2ヶ国語表示にするなど、万全の準備をして臨みました。

その甲斐あってか、使用方法に関する問い合わせはほとんどありません。

機械操作に慣れている若いお客さんが多いのか、エレクトロラックスさんの機器性能の良さなのか、はっきりとした要因は分からないですが、多忙な日々の中でコインランドリーの問い合わせに時間を割かれないのは非常にありがたいです。

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数あるコインランドリー設備の中で、エレクトロラックス・プロフェッショナルを選んで頂いた理由を教えていただけますでしょうか？

コインランドリービジネスを紹介して下さった方に勧められたのがきっかけです。デザインや設計など様々なアドバイスを頂きました。

他社と比較して、エレクトロラックスさんはサイズがコンパクトなので台数を多く入れることができますし、デザインも洗練されていてお洒落なところが気に入っています。

また、ペット用品を洗濯する際に困るのはペットの毛やニオイなどです。エレクトラックスさんの「ペット専用コインランドリー」は、ペットを飼われているお客さんから非常に喜ばれています。

さらに、新潟県では、最大級の超大型洗濯乾燥機は「コインランドリークリームソーダ」のエースとして大活躍しています。

この大型洗濯乾燥機は非常に人気があるので、もう一台入れておけば良かったなと思っていますね。

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この新潟という地域の特性などから見て、お客さんのコインランドリーの利用用途など気づいたことなどはありますでしょうか？
また、将来の展望などがあれば教えて下さい。

田舎の生活はのんびりしているというイメージがあるかもしれませんが、私も含めて育児に家事に仕事、とにかく毎日息つく暇もないくらい忙しいです。

そんな慌ただしい日々の中で、少しでも効率的に家事を済ませたいという「家事の時短」を望まれるお客様は多くいらっしゃいます。

特に、忙しい主婦の方からは「一日だけ休みが取れたから今日全ての洗濯物を終わらせるぞ！」という気迫が感じられます。


将来の展望としては、お客さんの家事の効率化はもちろんですが、私は田舎の日常に足りないのは常に「オシャレをして気分を上げること」だと思っています。

特に、この冬は２メートル以上もの積雪に見舞われ、融雪装置も間に合わず、除雪だけでもかなり過酷な日々でした。みなさん雪下ろしなど本当にご苦労されたことと思います。

そんな毎日のなかで、温かい南ヨーロッパの雰囲気が漂う「コインランドリークリームソーダ」に足を運んで少しでも気分を上げて頂けたら、こんなに嬉しいことはないと思っています。

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まとめ

まさに、「田舎の日常に足りないのはオシャレをして気分を上げること」という山岸さんの言葉の通り、まるで東京の原宿に店舗を構えているようなデザインのクリームソーダ。

山岸さんは、都会の人たちが常に自然やゆっくりとした時間を求めているのと同じように、田舎の人たちは常に都会の刺激やオシャレを求めているのだと言います。

クリームソーダさんは、まだ街の小さなコインランドリーに過ぎないかもしれませんが、5年後には南魚沼市の名物ランドリー、20年後には田舎の面白い人たちが集まって文化を発進する、一つのコミュニティになっているかもしれません。

コインランドリーを通じて、都会の刺激やオシャレを発信し続ける山岸さんの活躍に、これからも注目していきたいと思います。

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エレクトロラックス・プロフェッショナルの導入製品

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