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ビジネストレンドブログ

アパレルの売れ残り処分を担う「オフプライスストア」|多産多死な時代は終わりを迎える

2021年6月7日

アパレル業界

現在、アパレル業界は大きな悲鳴を上げています。それは過剰なまでに膨れ上がった「売れ残り」が理由です。

2019年10月の消費税増税によって消費者の財布の紐は固く閉じられました。また2020年は暖冬により秋冬の衣料在庫がさばききれず、加えて新型コロナの影響もありアパレル業界が抱える在庫は危機的に山積みになっています。

こうしたアパレル業界の実情を受け、さまざまな企業が「オフプライスストア事業」への参入をはじめています。

オフプライスストア

オフプライスストアとは、各ブランドの在庫品の中から必要な商品だけを買い取り、消費者に対して2〜4割程度の割引をして販売する小売店のことです。

通常なら各ブランドで売れ残った在庫品は、店頭やECサイトにて値引き販売されます。しかし前述のとおり、ここ数年でさまざまな経済状況が変化しました。そのため、ただの値引きでは在庫をさばけずに、一度市場に出回った商品が再度市場に出される「2次流通」に放出される在庫も急増したのです。

店舗やECサイトで値引きしても売れ残った在庫は、2次流通であるアパレル専門の処分業者が買い取りますが、この処分業者の販路も急には広がりません。

デジタル通販

処分業者の販路とは、具体的に下記のような場所です。

  • 地方・郊外のホームセンターやディスカウントショップ
  • 催事業者や安売り衣料店などへの卸
  • ECサイトでの消費者
  • 転売者への直販
  • 直営処分店での直販

さばかなければいけない在庫品の量よりも、各ブランドで売れ残る在庫品の量が上回っている状況のため、処分業者が抱える在庫品も限界を迎えています。

しかし、処分業者が在庫品をさばききれない原因は、これだけではありません。

二次流通が進まない原因は2つ

アパレル業界

処分業者の処分が進まない原因の一つめは、各ブランドから持ち込まれる在庫品をすべて買い取ってしまうことです。

前述のとおり、オフプライスストアは、各ブランドからどんなに捨値で在庫品を持ち込まれても、不要な商品は買い取りません。

オフプライスストアでは、商品の品揃えや価格設定、商品の企画開発、店舗のレイアウトなどさまざまな側面から計画を立てるMD(マーチャンダイジング)を徹底しています。

単に、持ち込まれた在庫品を買い取る処分業者とはまったくの別物なのです。

アパレル業界

二つ目の原因は、処分業者の販売消化スキルが欠如していることです。

買い取った在庫品は、まず衣料として再販できるものと、ウエスや再生原料としかならないものに仕分けします。

次に、ブランド品とそうでない量産品に分けるのが一般的です。ブランド品はクラスやターゲット別に仕分け、量産品はターゲットやアイテム別に分けていきます。

こうした在庫品を仕分けて適切な場所に流すには販売消化スキルが必要ですが、一般的な処分業者は買い取った衣類の入ったパッキンを開けることもせず転売しているのです。

サスティナブルではない生産は終わり、ビンテージMDの時代へ

アパレル業界

フランスでは2020年2月に「廃棄対策・循環型経済に関する法律」が施行されました。

これは衣類・化粧品・家電・書籍などを対象に、売れ残り在庫を焼却や埋め立てで廃棄することを禁止する法律です。

消費者に売れなかった在庫品は、環境に配慮するために寄付やリサイクルに回さなければなりません。

フランスの各高級ブランドは、従来ブランドイメージを守るために在庫品を廃棄してきました。しかしこれからは、売れ残った在庫品をあえて保管し「熟成」させてから再販するような「ビンテージMD」に変革していくと予想されています。

アパレル業界

世界的な取り組みであるSDGsなどの影響により、サスティナブルではない多産多死な生産の時代は終わりを迎えたのです。

エレクトロラックス・プロフェッショナルも、SDGsに真剣に取り組み持続的社会を目指しています。利用者数が増加しているコインランドリーだからこそ、天然由来成分で作られた、人にも環境にも優しいエコ洗剤も取り扱っています。

参考サイト

  • 出店相次ぐオフプライスストアの差し迫った課題 小島健輔リポート(WWD)

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