日本VSアメリカ「1週間のうちどれだけランドリーに時間をかけているのか?」

洗濯日々、誰もが何気なく行っている洗濯。

1週間のうちどれだけ時間を費やしているのか考えたことがありますか?
今回はコインランドリー使用率が非常に高いアメリカと、低い日本を比べてみました。

アメリカのランドリー状況

状況

2019年のアメリカ労働統計局の統計では、1週間のうち洗濯にかけている時間は約126分(女性 約182分 男性 約63分)という結果が出ています。

アメリカでは、家庭に洗濯機がなくコインランドリーを使用する人が多く、
洗濯物はまとめておいて、大体週2回ほど洗濯をします。

そうなると1回にかける時間は63分。約1時間です。
これを詳しく見てみると、下記のようになります。

洗濯準備 約15分〜30分

洗濯するものを集めて、色ごとに分けたり、ネットに入れたりする時間です。

コインランドリーを利用する人はそこまで向かう時間もかかります。

洗濯機・乾燥機(約40分〜50分×2) 約5分で約85分

洗濯機、乾燥機が回っている時間は他のことが出来るので計算に入れません。

コインランドリーを選び、スイッチを押す、出来上がったら乾燥機に入れる、乾燥機のスイッチを押す、などの時間で5分ほどかかるとします。

取り出す、畳む、収納する 約30分〜45分

量にもよりますが、乾燥機からものを取り出し、折りたたむのに20分ほど、クローゼットや洋服タンスに片付けるのに10分ほどかかります。

コインランドリーから帰ってくる時間も考慮すると15分ほどかかります。

日本のランドリー状況

ランドリー

日本の場合、ほとんどの家に洗濯機があり、家庭だと毎日、単身者だと2日に1回くらいは洗濯をします。

洗濯準備 約5分〜10分

色分けしたり、ネットに入れたりするのに約5分〜10分ほどかかります。

洗濯機 約40〜50分

先ほどと同じように、洗濯機が回っている間は計算に入れません。

干す/ 乾燥機 10分〜20分

ここがアメリカとの大きな違いです。アメリカでは基本的に外干しはしません。

アメリカは外に洗濯物を干していると、貧困層だと思われるという文化と、景観などの問題から地域によっては法律で禁止されているところもあります。

ですが日本ではまだ乾燥機ではなく、ベランダや屋外に干して乾かしている方が多いです。量が多いとここに時間がかかります。

腰を曲げたり伸ばしたり、肉体的にも負担を感じる人が多い作業です。

取り込む、畳む、収納する 15分〜30分

干していた洗濯物を取り込み、折りたたんで収納するのも、量によりますが20〜30分くらいはかかります。単身世帯で毎日洗っていれば15分位で終わることもあります。

大体1回に40分ほど費やすとして、毎日行えば、1週間で280分。約4時間半の時間を使っています。

比較すると

比較

1週間のうち、洗濯にかけている時間

アメリカ 120分 (2時間)
日本 280分 (4時間40分)

コインランドリーを使用し、まとめて洗濯するアメリカに比べ、洗濯機を購入し、毎日のように洗濯をする日本は2倍以上もの時間を洗濯にかけていることが分かります。

女性の社会進出が進み、子供が居ても共働きの家庭も多く、かつてより忙しい現代社会。

「時は金なり」というように、少しでも家事の負担を減らしたいと考える人は少なくありません。

最近では、コインランドリーにカフェなどを併設したオシャレでハイブリッドなコインランドリーも増え、若者の利用者も増えています。

今後、日本でもコインランドリーのニーズが増加する傾向は十分に見受けられます。

参考サイト
HOW MUCH TIME DO WE SPEND DOING LAUNDRY?
By The Numbers: How Much Time We Spend Doing The Laundry
How Much Time Do You Spend Doing Laundry?
Average hours per day spent in selected household activities
【2020年版】洗濯機の相場はどのくらい? | 容量ごとに相場をご紹介!

日本VSアメリカ「1週間のうちどれだけランドリーに時間をかけているのか?」 2023-12-04T00:17:14+00:00 Electrolux Professional