コインランドリー採算化のヒケツは「リピーターの獲得」にあり!そのコツとは?

コインランドリーの店舗は、毎回新しい顧客が利用することは考えづらく、利用客のメイン層は周辺の住民です。そのため、売上は周辺住民の方のリピート率によって左右されると言っても過言ではありません。毎回利用したくなるお店を作ることができれば、経営を安定させ、売上アップにつなげられるようになります。今回は、利用者のリピート率をいかに上げるのか、その手法をご紹介します。

まずは基本!快適で利用しやすいお店づくり

以前は単身世帯の男性が利用することが多かったコインランドリーですが、最近は女性の利用者が増えています。ライフスタイルの変化で、仕事と家事を両立する方が増えたため、洗濯を始め、家事の時短ニーズが増えたためと言われています。まずは、利用客の多くを占める女性が、独りでも利用しやすく、快適に過ごせるように工夫した店舗作りをして、リピート率アップにつなげましょう。

こまめな掃除で清潔に

店内が清潔で、機械もいつもキレイにしてあるコインランドリーは、ユーザーから信頼されます。こまめに掃除をしてキレイな状態を保ちましょう。オーナー自身が掃除するのが難しい場合は、パートやアルバイトを雇って掃除を担当してもらうことをおすすめします。

おしゃれな内装

従来は最低限の設備のみを置くコインランドリーが多かったものの、最近ではインテリアに力を入れ集客を伸ばしている店舗が増えてきています。デザイン性の高い洗濯機・乾燥機を置いたり、まるで海外のカフェを思わせるおしゃれな内装を採用したりと、さまざまな工夫がされています。予算の関係からあまり内装に費用をかけられない場合でも、店内に観葉植物を置いたり絵を飾ったり、簡単にできるところから改善してみましょう。

店内を明るくする

コインランドリーは基本的には無人経営となるため、外から店内が見えづらかったり、設置されている機器による物陰が多かったり、照明が暗かったりすると、女性は独りで利用しづらくなってしまいます。新規顧客の獲得や、リピートにもつながりづらくなりますので、できるだけ安全で清潔な印象を受けるよう、店内は明るい状態をキープしましょう。内装に白を取り入れると、明るく見えるのでオススメです。

キャッシュレス化でもっと便利に

さまざまな電子マネーや決済方法の登場で、ますますキャッシュレス化が進んでいる昨今。そんな中にあって、コインランドリーと言えば、100円玉を事前に何枚も用意して出向き、一枚一枚機械に投入する・・・というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はコインランドリーもキャッシュレス化が進んでいます。
ICカードに料金をチャージすると、コインランドリーで電子マネーとして利用できます。洗濯機に洗濯物を入れた後でカードを機器に入れると、チャージした金額をいくら使うか選べる仕組みになっており、もし足りなくなってしまった場合は、もちろん現金で払うことも可能です。
発行されたICカードに会員登録の機能がつけられていると、より発展したサービスの提供が可能です。たとえば、洗濯終了の5分前にお知らせメールを送ったり、領収書を送信できることも。登録されたメールアドレスに販促メールを送れば、利用率アップも見込めるでしょう。
ICカードを利用客に作成いただくことで、次にコインランドリーを利用するときも「せっかくだからカードを作ったお店に行こう」と考えてもらえ、リピートにもつながります。

販促活動としても有効なポイントカード

ポイントカードの導入は、コインランドリーの販促に役立ちます。一度ポイントカードを作っておけば、何か特別な理由でもない限りは、次回も同じお店に行ってポイントを貯めようと考える方が多いでしょう。また、カード会員向けに定期的に販促メールを送信するなど、集客の施策としても利用できます。
溜まったポイントは、次回の洗濯で使えるという仕組みでき、利用客にもお得感があるため、利用回数の多い主婦層へのアピールにもつながるはずです。リピート率アップのためにも、ぜひ取り入れやすいカードを導入してみてください。

まとめ

コインランドリーの売上アップのためには、顧客のリピート率を上げることが欠かせません。過ごしやすい店内を作ったり、ポイントカードを導入したりして、リピート率を高めましょう。他店と差別化を図り、よりスムーズに採算を取れるよう、お客さんが毎回利用したくなるような工夫を取り入れてみてください。

コインランドリー採算化のヒケツは「リピーターの獲得」にあり!そのコツとは? 2023-12-04T00:16:16+00:00 Electrolux Professional